「負け組でいいよ、別に。これはぼくの人生だ」 そう言ってぼくはエリカの手からコントローラーを奪い返した。 彼女はしばらく何か言いたげに立っていた。脳天気などうぶつの森のSEが部屋中にピコピコ響く。 間が悪いな、とぼくは思った。ただ、テレビの音量…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。