「自治労の正体」 ー 森口朗

自治労とは 感想 ぼくが読みたかった論点 1.労働者としての公務員の立ち位置 2.労働組合が政治運動をする意義 3.自治労の政治姿勢 おわりに 自治労とは 自治労とは地方公務員で組織する公務員の労働組合であり、その組合員数は公称80万人にのぼる。旧民主党…

きーちゃん

こういう時くらいしか、お前はおれの話聞いてくれないからさ、まず誤解を解こうと思う。 お前が嫌いだったその名前、別におれの願望が込められてるわけではないんだよ。恥ずかしくて、ちゃんと話したことなかったな。 お前の名前はなかなか決まらなくてさ、…

レティクル座落書き

社会不適合を理由に自殺してしまった人たちが、モルヒネの麻酔の幻の中に見る楽園のような星座にレティクル座がある。 銀河鉄道999のような星間列車に乗ってそこに入る際、薬物の過剰摂取が原因で死亡したドアーズのボーカル『ジム・モリソン』が水晶の舟を…

佐渡の思い出

大学3年生の春、友人(いたんだ)とふたりで佐渡を旅行した。 目的は朱鷺でも金山でもなく「森ゆうこ議員の選挙区視察」。バカみたいだけど本当の話。 ふたりでよく変わったことをするのが好きだった。ぼく自身は変わったこと自体に興味があるわけではなく、…

メンヘラ特有の詩的言動

夜中、NHKの特番でウクライナ内戦特集をやってるとき、「なんで人たちは争うの!!」と急に泣き出しOD。 その晩飲んだスムージーのせいか、見たこともないようなビビットグリーンのゲロを吐く彼女。 夜、散歩の途中、幸せすぎです心配になってきた、ことを理…

変なおじさんの話

精魂尽き果て中央大学に入学したぼくは、通学のため上京した。そこから2年兄との二人暮し。 生活費の原資は、親からの月5万の仕送りと月5万の奨学金。そこから家賃だの食費だの交通費、学費を出す。手元に残るのは微々たる額だった。 一切自炊をしない、かと…

「愛するということ」 ーエーリッヒ・フロム

はじめに 第一章 愛は技術か 愛の問題とは受動的な問題だという誤解 愛は対象に依存するものだという誤解 愛と恋は同一のものであるという誤解 第二章 愛の理論 なぜ愛が必要か 男女の愛 親子の愛 自己愛 第三章 現代西洋社会における歪んだ愛 書評 はじめに…

猫からの手紙

猫です。春です。こんにちは。 犬はどんな春を過ごしていますか? 気づけばもう3度目の春です。だいぶ背も伸びました。 体重も犬の倍の倍くらいになってると思います。嘘です。犬に負けず劣らず細いです。 青森に戻ってからはどこにも行かず、まじめに大学通…

2浪生、大学一年目の春。

2浪生、大学一年目の春。人生が少し拓けたような気がして、でも、まったくそんなことないのに気づきちょっと泣く😢

家族の不幸な話

むかしNHK教育で放映していた『ボーイミーツワールド』というアメリカのホームドラマが好きで、小学生のぼくはよく観ていた。放送時間はたしか19時~19時半。 天才テレビくんの後の枠で、ちょうど母親が仕事から帰ってくる時間帯だった。 ある日の回で、主人…

歯のことについて

歯医者に検診を受けに行った。 結果全て問題なし。 ただ「歯垢が多いので歯磨きをしっかりね」と歯磨き研修を受けた。受講者はぼくひとり。 常時閑古鳥が鳴くこの古歯科医院、ぼく以外の通院者がいるのを見たことがない。 歯科医も歳だし、歯科助手も歳だし…

つまらない話

「やっぱり私たちみたいなさ、薄っぺらく頭も悪い人間の話す話に深みなんてないからさ、しゃべってても誰も聞いてくれないわけよ。 彼氏も家族も誰も私の話なんて聞いてくれない。 でもね、恋って不思議なもので、たとえどんなツマラナイ話でも、好きな人の…

我が名は青春エッセイドラゴン

10年前、当時は若く、性欲に溢れており、ズリネタが枯渇していた。 どれぐらい枯渇していたかというと、朝刊の折り込みチラシに刷られたヴィクトリア・ベッカムの写真で抜いていたくらいだ。2LDKのマンションに家族6人暮らし。もちろん自分の部屋なんてなく…

嘘も方便

彼は三十数年間警察官僚として昼夜なく働き、結果良い天下り先に恵まれたの。 「さあこれから第二の人生だ!家庭を顧みなかった数十年だったから、妻には迷惑かけっぱなしだった。たくさん旅行に行ったりして慰労してやろう」 と思っていた矢先、妻は病気で…

来世は女に生まれたい

これはマズイな、と思って以来、ことあるごとに「妻がね」「嫁がさ」「嫁の母もこれが好きで」等々を口にしてたら、「何を恐れているんですか?」と鼻で笑われた。 来世は女に生まれたい。

ムーミンぐらんぷり

本日出社すると同僚にM-1グランプリの話を振られた。 「今朝めざましテレビで出てたね」 と応える。 めざましテレビなんて見てないけど、適当な相槌。彼が話を続ける。 M-1グランプリ、昔は大好きでDVDまで借りて繰り返し観てたけど、ここ数年は全く観ない。…

mixi×ブタメンコラボ

元カノの今を見るために、久しぶりに開いたmixiのホーム。 この広告を見つけ声を出して笑ってしまった。 (元カノのmixiの更新は2014年を最後に途絶えており、そこには楽しそうに笑うふたりの写真が残っている。)

パンのみで生きる

帰り道、妻と義母の話をした。 「あの人は何で死にたがっているんだろうね」 妻の母がまた自殺未遂をしたらしい。 いつも思っていることをぼくは口にする。 「お金もたくさんあって、働く必要もないなら、気ままなニート生活。 いいじゃん、何にも病むことな…

あのとき、将来のこと

数年前、サークル女先輩の内定祝い飲み会でのこと~~ 「ところで、みんなはもう就活のこと考えてるの?」 「おれは一応インターン2社受けてるよ」 「働く気ないんで、いちおう法科大学院に行こうと思ってます」 「ぽきおくんは?」 「まだそんな焦る時期じ…

後輩とバーで飲んで

高校時代は強豪の剣道部に入っており、週7で部活漬けの灰色の青春。 楽しかった思い出といえば、女性の先輩が部の掟を破りSNSを利用していたのが顧問にバレ、防具なしで突きを喰らい肋骨が折れたことぐらいだ、と後輩は言った。 え、なにそれは…… とコメント…

夜道の会話

自分の人生で主役を演じている人に会うと「素敵だ」と思う反面、自分の生き方に負い目を感じてしまう。 「わたし、悪いですがあなた達が嫌いなモテる女なんですよ」 とさらりと言ってのけた彼女はその通り綺麗でとても眩しく、ぼくはただ街灯が作るふたりの…

キャバクラでの話題

先日、上司とキャバクラに行った。 上司は異常独身男性を絵に描いたような人で、ぼくとは4年の付き合いになる。よくメダロットの話や、アベンジャーズの話をする。 彼はとてもいい人なんだけど、周囲から少しズレていて、だからこそぼくとはとても仲が良い。…

セックスレスの話

してない。6か月ほど。 する気が起こらないのだ。 週に一度は手をつないで街歩きに出かけるし、毎日今日あったことを話しながらご飯を食べる。 寝るときは話をしながら手をつないで寝る。 そういう気が起きないけど仲良しのつもりだった。 けど、最近「さみ…

理系女子たちのすべて

中1の秋、親の離婚を期に『自立した女性になるため手に職を』と進路を理系に定めたある少女。 刻苦勉励の甲斐あって、国公立理系学部、同理系院を経て大手化学メーカーにめでたく就職。配属先は地方の工場。やりがいはあるけれど、不規則な勤務時間、男ばか…

同窓会

肩まで出した健康的な装いで、夏色に染まった肌をした彼の妹が言う。 「○▲※?だいぶ前に治ったよそれw メンヘラなんて青春の麻疹みたいなもんでしょw」 もうそんなもの飲んでない、と彼女は続けた。 そっか…そうだよな。 むかしぼくが好きだった弱った女性は…

キャリアの勉強がんばるぞい!

こんばんは。どうもぽきおです。 今日は仕事も繁忙期をちょうど過ぎたということもあり、仕事は8時~18時の9時間労働(お昼休み1時間)で終えることができました。空が青いうちに帰れると人権を感じるね。 もうすぐ給料日ということもあり、勤務中、給与明細…

自傷行為への声かけ

真っ暗だった思春期のころ、男女問わず自傷癖がある人たちに囲まれていた。 オタクと言えども自分が大好きだったぼくには自傷癖なんてなく、理解できなかった。 自殺したい瞬間は何度もあったが、毎回歯を食いしばって踏みとどまった。 ーやるときは一発で決…

ネナベ

先日の話の後日談です。 結論から言うとその日に会ったツイッターのインフラマン、女性でした。25歳のOL。ネナベでした。 議員会館での陳情帰りということなので、田町のカレー屋さんで会う。 「あぁ?!女だったの?」 組合の話そこそこに、2時間近く互いの…

みずほ・愛

仕事でミス続きだった1年目、お酒を飲むのも、好きな音楽を聴くのも、自分を元気にする行為すらおこがましくて出来ず、「おれもうダメだー」と自己嫌悪で頭の中グルグルだったあの日々、唯一ぼくを笑顔にしてくれたのはみずほ銀行の度重なるクソデカ不祥事の…

ツイッターやめらんね

やらかしてしまい凹んでる日、お酒を飲んだり好きな音楽を聴いたり、何かして自分を元気づけるのもおこがましいくらいの自己嫌悪で、「あーもうおれはダメだー」とぐるぐる苦しんでいるとき、何かの拍子にツイッターを開く。 108キロのオタク、ダイエットを…