東京サブカルデート その2


 資本主義によって生み出された怪物が街で猛威をふるっている。

そう、“クリスマス”という名の怪物が。

都心や駅近辺のクリスマスイルミネーションならまだしも、家の近くの何でもない通りにさえ電飾が飾られ、近くの寺院の境内にもクリスマスが押し入る始末。
クリスマスファシズムの嵐が吹き荒れるこの季節、非リアは外に出ることさえ許されない.迫害されるのは承知の上だが、せめてスーパーまでの道は確保してほしいものだ.そうでなければ、食料の確保に支障をきたす.


今はクリスマス色に染まったそのスーパまでの道中に、ぼくがかつて“ドヤ橋”と呼んでいた橋がある。浅川という一級河川の土手に架かる歩行者専用橋だ。彼女からいきなり電話があって駅に迎えに行ったあの日も確かこの橋を通っていた.


――いきなりの上京理由について


彼女曰く、東京に住みたいと思っていた折、上司からの例のパワハラを受けたため、それを機にバイトを辞めて思い立ったらしい.
そんで、大きなかばん二つを両手にその日のうちに深夜バスで上京してきた.


どこまで計画性がないのか


   (´▲`) ?


と、あきれ半ば小躍りしながら、“良い物件が見つかるまで”を期限に家にあげることにした.

 

 そうして、プチ同棲が始まってからも二人でよくこのドヤ橋を歩いた。スーパーへ買い物に行く時、眠れないからと夜の散歩に付き合った時、闇鍋の材料を取りに行った時、別れた時・・・・・・
特に何もない、ただの寂しい土手道だけれども、彼女とよく寄り添って歩いているときは特別に素晴らしく感じた。惚れるという一種の精神錯乱状態に陥っていたことは認めよう。
ここを二人で歩く時はよく雰囲気に酔っていた。“まるでリア充じゃないか!”などと思いながら。しかし、隣を歩く彼女がそのとき何を考えていたのかを、ぼくはくみ取ることができていなかった。バカはぼくだけだった。

破局した日もその道を通って彼女を駅まで送った.そのときは、


恋破れ 独り男が 橋渡る


なんて思いながら、ふれあい橋(旧ドヤ橋)を渡り、失恋中の自分の境遇に酔っていた。今はそこを通るたびに考える。


なぜ別れてしまったのか?

なにが一体問題だったのか?

今の自分の現状に酔ってはないか?


確か、最初に彼女とこの橋を通ったのはこの日のデートで、寝起きの彼女を駅まで送った時だった。橋一つに関しても、こう思いを巡らすように、クリスマスを前にして、精神状態は結構瀬戸際まで来ている.


だが、負けるわけにはいかない。サムライたるべき日本男児、失恋如きでウジウジしていてはいけないのだ!


……(´・ω・`)

 

そうした気持ちを頼りに、再びオフレポをのぞいてみた。

 

*******************************


 新宿駅から目黒方面行きの電車に乗るまで、彼女はまた懲りずに、どれだけ寄生虫が素晴らしいものなのか寄生虫ムックなる、怪しい雑誌片手に熱弁をふるっていた.


『いいですか、だからこの寄生虫っていうのは卵から孵化して死ぬまで、人間の体の中の世界しか知らないんですよ.いわば、一心同体、もはや器官の一部なんですよ!意思を持ったひとつの、あのグロテスクな生命体が、自分の体の一部と化しているって考えたら、ゾクゾクしませんか?//////』


 駅内も公共の場であるため、ここでも彼女を制止させるべきであっただろうが、どうせ制止できるはずもない、と半ばあきらめていたので、適当に返答する.その的を射てない返答に苛立ち加減に、ムックのとあるページを指しながら彼女が答える。

『君は分かってない!ここで言うゾクゾクってのは、そういった低次元のゾクゾクでなく、性的興奮と結びついた、崇高なるゾクゾクのことよ!
想像してみなさいよ。
たとえばこの寄生虫、産卵時には、肛門から這い出て体外に直接卵を産むの.スパゲッティーみたいなこのグロテスクな寄生虫が、肛門から‘はい、こんにちわ`って顔だしするのよ/////
その時の肛門の感覚と言い、こんなグロいものが自分の体から出てきたというショックを想像したら、軽くイッちゃわない?』


もう周りの目など気にしてない御様子だ。それならば、とこちらも攻めてかかる.

「さすが、お尻の経験者は違いますね.ぼくはまだ未開発な故に、その感覚は理解いたしかねます.」

皮肉たっぷりに嫌味な笑みを浮かべ応戦する.

『もう!、それにはもう触れないでよ!結構ショックだったんだから!』

彼女が小さな体全体を使って怒りを表した。

「え~と、この寄生虫がどうしているところを想像したら、軽くイクんでしたっけ?」

『もういい、はい、終わり!』


そう言って、雑誌をぼくの手から奪いそそくさと鞄にしまう.ここはぼくがこの変態女に勝ったようだ.そうして彼女に対する勝利の喜びに浸っているうちに電車が到着する.


 山手線の電車の中は結構込んでおり、座席は空いていなかったため、出入り口に近いところで立つことにした。電車が発車すると同時に左右にゆさゆさと揺れ始める彼女.どうしたのかと見て見れば、吊革に手が届いていない御様子。
ぽっくり靴も履いているのに届かないとは一体何cmなのか?と、思いながらも左右に揺れる黒ずくめの少女の姿があまりにも滑稽だったので、そのまま目黒まで放置。見れば彼女は、座席の端にある取っ手に掴まりなんとか慣性の法則に対抗していた.


目黒駅に着くと、『いいよね?いいよね?』と何度も独り言のようにぶつぶつと確認を取りながら、お手洗いに直行した。どうやら電車の揺れで我慢できなくなったらしい.


目黒駅を出て、iPhoneの地図アプリを頼りに、寄生虫博物館へ徒歩より詣でけり.


そこへの道すがら、会話がひと段落したためか、さっきほどとは打って変わってなかなか会話が弾まない.これと言う話題もでず、また話題があまり思い浮かばただ二人黙ってiphoneを眺めながら大通りに面した歩道をぼとぼと歩いた。

 


(´・ω・`)

 

コツコツと彼女の足音だけが皮肉にも軽快に響く.

 


さすがに沈黙が長く続くのも気まずくなり、天気の話や、見える風景の話などをするという愚行に出るが、やはり反応はイマイチでそんな風にしてとぎれとぎれの会話が続く.

 


 話題を探そうとして焦れば焦るほど分からなくなる。エロゲーではドンファン光源氏をも上回る積極性を発揮し、何人もの女を手籠めにしてきたぼくも、リアルではただの童貞。恋愛シュミレーションゲームのように振るべき会話の選択肢が出てくることももちろんなく、ちょっとしゃべっては黙って、しゃべっては黙っての状態が続く.考えてみれば、これで会うのは実質二回目。交友関係がまだ浅いなか、二人だけで会話を続けろと言う方が無理なのかもしれない。

そんなぼくの歯がゆい気持ちを知ってか知らずか、途中、彼女はその体型とは不釣り合いなほど大きい一眼レフカメラを鞄から取り出して、パシャパシャと周りの風景を撮り始めた.


彼女曰く、
写真とは、画像という客観的・具体的事実を用いて、脳によって作られた、主観的・抽象的な出来事の記録である‘思いで`を、補正してより事実に近づけるためのツールであり、彼女の人生に無くてはならないものらしい。

(´ρ`)?


そんな、彼女の小難しい写真哲学を聞きながら、また写真撮影に付き合いながら、なんとか目黒寄生虫館にたどりつく.

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 入ってみると、予想に反して結構な混みようであった.しかも、カップルの数が以外に多い(゚Д゚)?後で知ったことだが、どうやらここは知る人ぞ知るデートスポットらしく、怖いもの見たさで訪れるカップルが結構いるそうな.
他に行くところは無いのか( ´Д`)? っと首をかしげたくもなる.中には、ホルマリン漬けにされた様々な寄生虫たちや、寄生虫が人体に入るまでを説明した図解展示、寄生虫による被害の写真展示(とてつもなくグロい)など色々あり、確かに下手なお化け屋敷よりは、冷や汗をかかされた.

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そんな中を、彼女はおもちゃ屋に来た子供がごとく、あっちの展示物に張り付いたと思えば、こっちの展示物に張り付くなどして、食い入るように色々な寄生虫を見入っては、それぞれの寄生虫に関する講釈を垂れていた.

博物館の2階には、小さいながらもお土産コーナーがあり、そこで寄生虫Tシャツと寄生虫入りキーホルダーを購入(仕送りで生活している自分に対して、自戒の念を込めて(;´▽`))


40分ほど中を見回ったあと、寄生虫博物館を後にする.

 

 駅への帰り道、

『この道の写真はもう撮ったから、今度は何か話してよ』

と、彼女が一言.

彼女の唐突な振りに対して、先ほどの失点を取り返すためにも、家族構成から、中学校時代の親友将吾氏との馬鹿話、高校時代の文芸部での話、大学でのサークルの話などの思い出話を“これでもか”というほど誇張して話した。

コンプレックスを盛って話すのは、ぼくたちオタクの十八番だ。彼女は、ぼくのろくでもない青春を憐れんでか、はたまた変態アンテナにチューニングが合ったからかコロコロと終始笑いながら聞いてくれた。

特に、不衛生な環境での主因が原因で陰部に出来物ができ、性病だと早とちりしたぼくが保健所に駆け込んだ話、をたいそう気に入ってくれた。「ばかだね~w」その一言で、何か救われた気がした。


 ぼくの話が終わると、今度は彼女の番だ。

「君のに比べると笑えない話なんだけどねw」
と前置きがあり、それには以下のような本当に笑えない話が続いた。それは彼女の半生の話だった。

小学生時代の両親の離婚、

転校からの人間不信、

中学生時代の保健室登校

えぐい性体験の話、

そして高校の退学・・・・・・


 (´▲`)


ぼくの思い出話が完全に色あせるほどの波乱万丈な話.そんな、壮絶半生をこれまたころころと笑いながら話す彼女。明るく話すその様子が、けなげに見えて仕方なかった。

(´-ω-`)<「たいへんだったんですね」

の一言が喉まで出かけたが、なんとか抑えた。

そう言った方が良かったのかもしれないが、そんな陳腐な言葉をかけて慰めるようなことはしたくなかった。日頃、“サムライ”を自称する男であるぼくは、そう安易に慰撫する人間ではない.なんとなくそういうのが気恥ずかしく、せめてぼくだけは、また彼女には、そう接してはいけない気がした。

 

 どう声をかければいいのか、それにぼくは頭を悩まされた。

いま思えば、ぼくは“彼女の中に自分の役割”を作りたかっただけなのかもしれない。きっと彼女はこうした半生を語る都度に周囲から同情を買っている。しかし、彼女は芯の強い人間だ。同情を浴びせられるたびにプライドが傷ついている。そうだ、そうにきまっている。だからこそ、ぼくは“彼ら”とは違う接し方で彼女と関わり、他とは違うぼく独自の役割を築く必要があるのだ……と。

そうして、考え抜いたあげく、ぼくは以下のような回答を導き出し、こう言った。


携帯小説の登場人物が如き壮絶な人生を送ってますねwww今度、自分の半生を書きおろしてみたらいかかですか?きっと、女子高生の間で話題になりますよw」


こう非情ぶって答えるのが精いっぱいだった.


『君、そこ!笑うところじゃないから!』


そう発すると同時に飛んできたひじ打ちをもろにみぞおちに受け、その場でうずくまった。ぼくの貧相な胸板では、女子のひじ打ちと言えども容易に響いた。
うずくまるぼくを見て、彼女は声を出して笑った。

後日談ではあるが、自分の話にこんな同情以外のリアクションを取られたのは初めてらしく、また、自分の発言の意図も掴んでくれていた.それ故の気恥ずかしさの反応だったらしい.
これ以上に嬉しい答え合わせをぼくは経験したことがない。

 

そうこうしているうちに、駅に着き、次の目的地の中野駅へ電車で向かう.

 

中野と言えばそう、中野ブロードウェイ(`・ω´・)

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 秋葉原がオタクの聖地と言うならば、中野ブロードウェイはディープなマニアの聖地.レトロなおもちゃから、アイドルのブロマイド、マニアックなCD・DVD屋など、様々な‘深い`ジャンルの物が集まるところ.
ブロードウェイに入ると、さっそくおもちゃ屋から見て回った。ショーケースに入ったレトロなフィギュアや、なんのキャラクターかわからない人形まで、様々なものが所狭しと陳列されていて、目を楽しませてくれる.なにより、あの駄菓子屋を思わせる雰囲気が素晴らしい.
彼女も初めてのブロードウェイらしく、ちょこまかと店内を見て回っていた.そこで見つけたキューピー人形の店頭置物(約80㎝くらい)が大層気に入り、購入を考える出す始末.


「今日一日中それを背負って東京を回るのですか(;´∀`)?」


と、諭してなんとか購入をあきらめさせたが、それでも未練があるようで、その前からあまり動こうとはしなかった.ぼくはそこで前日の視察の時に目星をつけていた、仮面ライダーアマゾンとV3のソフビ人形を購入.


購入時、レジのおじさん店員に
「昨日のお兄さん、やっぱりそれ買うことにしたの?いい選択だよ、それ、人気あるから( ´∀`)σ」

と、一声かけられる.


ヤッバイ・・・・・(;´∞`)


と思った時はもう遅い.

キューピー人形とにらめっこしていたはずの彼女がいつの間にか後ろに・・・


『もしかして、昨日もここに来ていたんですか?事前視察お疲れさまでしたwwwww 初デートの高校生じゃあるまいし、もしかして、これが初デートってやつですか?wwww』


レジのおじさん店員が、気まずそうな顔をしてこちらから顔をそむけた.


「え?、た、ただ、ちょうど用があってきただけですよ.それに、高校の時までは彼女いましたからъ(;´∞`)」


『ふ~ん、そうなんだ.だったら、聞かせてよ、その元カノとの出会いと別れまでのハ・ナ・シ』

皮肉っぽい笑顔を浮かべた彼女がこちらの顔色を覗きながら言う。

「そんな、面白い話じゃないですよ、それにシラフで話せる話でもないですよ.結構、引きずってますからwww」


付き合っていたのは事実、ただ、手を握ったまでの関係だったこともまた事実.そんな田舎の高校生の初恋の話なんぞ、男性経験が多い彼女に恥ずかしくて話せるわけがない.


『じゃあ、今夜お酒のつまみとして聞いちゃおうかな?』


えっΣ (゚Д゚;)


『だって、君のことだからもうそういうお店も予約しているんでしょ?www』

ころころと笑う彼女を後に、早足で店を出る.それに彼女がぽっくり靴をコツコツ鳴らしながら、てくてくとついてくる.
そこからタコシェと言う発行部数の少ない、マニアックな本を取り扱う本屋に向った.

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店内にあるのはほとんどがゲテモノ本ばかりのブロードウェイ内でもかなり異質なお店.‘自称変態さん`にはぜひとも行って欲しい場所である.きっと、‘変態`の称号の重みが分かることだろう.
そこで彼女は吟味に吟味を重ねたうえで、糞尿性交の歴史、マスターベーションの歴史、なんたら芸術の解説本をほくほく顔で購入.前の二つはエロ雑誌ではなく、どれも真面目そうな本であり、その故に変態度がけっこう高い.何とも期待を裏切らない購入品に、驚くどころか妙に納得する.


しかし、彼女がこうも難しい本を買っているというのに、自分が買ったのが仮面ライダーの人形だけだと言うのはどうも男として恰好つかない.しょうがないからと、「前から欲しかったんだよなぁ~」と見栄を張り、寺山修司の写真集を買った.合計8000円。実家からの仕送りで暮らす寄生虫学生にとっては、痛い出費だったが、男としての体面を保つためには必要なものであった、と思う.
その後も、適当にブロードウェイをぶらつき、いわゆる“ウインドーショッピング”とやらをやって時間を過ごす.

彼女は恋する乙女がごとく、「あのキューピーちゃん・・・」とため息をついては残念そうな顔をしていた.
結局、最後の30分間はキューピー人形の前で、彼女のこのキューピー人形の素晴らしさに対する講義を受ける羽目になった。


時計が、6時半を回った。店を“予約”していた時間だったので、キューピー人形の前で座り込む彼女を引いて駅へと向かう.

外は一段と冷え込んでおり、日はすっかり沈んで、頭上には暗い青空が広がっていた

 

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 今読んでみると、脳天から尻までヘリウムを詰め込んだように浮かれていたことが分かる.彼女ができたら、中野ブロードウェイでおもちゃ屋巡りがしたいという積年の夢が叶ったため、その喜びもひとしおだったからだろう.

『東京に引っ越してきたら、今度こそあのキューピー人形を買いたいから、また一緒に行こうね!』

なんて提案されて舞い上がったりなんかもした.
しかし、その約束は結局不履行.

 彼女に対してはそんな純粋な恋心で接すべきではなかったのかもしれない.しかし、今となっては取り返しのつくことではなく、どうしようもならない.
彼女とプチ同棲を始めてから、3日が過ぎたあたりで、彼女のオフ会狂いが再発した.
初回のオフ会には一緒に参加したが、彼女の趣味趣向からもわかるように、オフ会はほぼ男性だらけのものであり、彼女がその紅一点.今や他人だから惜しげもなく書けるが、普通にかわいいからか、周りの男性からはとてもちやほやされていた.
ぼくは、そういった場にあまり馴染めなかったからか、はたまたちやほやされる彼女に嫉妬してしまったからか、それ以降の彼女からのオフ会の誘いは、

「ぼくは行かない」

と断り続けた.

そうすると決まって彼女は、

『私独りで行ったら、行くとこまでイッちゃうかもよ?』

と笑いながら自分に聞く.

「ネトラレ属性だから、大歓迎ですよwwwその代わりどんな感じだったかレポよろwww」

と、返答するのが精いっぱいの強がりだった.
それ以降、彼女の深夜帰りが始まった.

「拘束する男など日本男児の風上にも置けない( ゚Д゚)」

と、日頃から思っていた自分はそのことについては何も文句をつけたくはなかった.いや、文句をつけることが出来なかった.仮にまだ付き合っていたとしても、おそらくそのように、ぼくの精神が彼女に吸われて廃人化していただろうし、陳腐な言葉だが、出会わなかった方が良かったのかもしれない.


自由奔放な彼女が悪いのか、寛容の心がないぼくが悪いのか・・・・・

そうこうウジウジ悩んで何がサムライだ! サムライを日頃自称するぐらいなら男らしく割腹しろ!

とでも過去のぼくは言うのだろうが、失恋で自殺するほど、人生に絶望してもいない.
そういった点が、一番厄介なところではあるが・・・・・

 

次で、最後. 夜の新宿編です.


これまた、よろしければ時間をおいてどうぞ.