ここ半年はセックスレスだという事実を先に書いておきます。
あも!ローリグだなもで
という彼女の叫びを合図に抱き合って地獄車のような形で、布団を2つつなげて敷いた六畳一間の和室をぐるぐると何周も転がる。頃合いが良くなったところで彼女が一言。
あーお腹空いたな。早く寝て朝食のいちごジャムパン食べたいむ。
気づいたら寝てる。
そんな感じの毎日。たまに「きみどこ大だったけ?」と彼女に聞くことがある。「お前より偏差値10くらいいいとこ!」と言われて、ふたりハハハと笑う。確かに良い大学だ。
結局眠れないぼくは、夜な夜なひとり泣いている。