Twitterの組合員

ツイッター労働組合関係のツイートをすると、左翼臭さが出てしまうせいだろうか。目に見えてフォロワーが減る。


しかし、惨めな思いをして組合運動に強制参加させられている手前、どうしてもツイッターで臭いネタにしたくなって呟いてしまう。


気づけば労働組合界隈、みたいな変な界隈に入ってた。


こうした日々の惨めな労働組合の活動がきっかけとなって、知り合ったフォロワーに、明日国会前で会うことになった。その人は電力○○の所属の若手インフラマンだ。



電力○○というのは面白い組織で、おそらく、ここが原因となって労働者のナショナルセンターである連合は崩壊する、とぼくは思っている。



電力○○はいちおう連合の主要産別であるものの、その原発推進な姿勢のせいで、旧民進党を中心とする野党勢力やそれに与する連合内部の別勢力から厳しく突き上げられている。


連合→労働組合→左翼→全会一致で原発反対!じゃあないの?


とふつうは思うけど、その原発を飯の種としている電力業界で働く労働者にとっては、そう簡単な話でもない。



ぼくら労働組合員が「反ヘイトスピーチ」「反憲法改正」「反ネオナショナル安倍独裁(←語感すき)」とかいう、本来の組合運動とは関係のないどうでもいい組合教育を受ける感じで、いやそれ以上の熱意を持って、彼らは組合教育として、かけがえのない原発の大切さを学ぶ。



ぼく自身原発には少し拒否反応があるが、電力総連のこの姿勢は素晴らしいと思った。だってこれこそ組合運動。雇用を守る本来あるべき組合の形だ。



近畿の電力会社に勤めるそのフォロワーは、電力○○の国会陳情団の一員として今週上京してきた。
今日は永田町を回り、明日は経産省と関連団体を回るらしい。



フォロワーとはDMで組合活動の話しかしてないので、明日もきっとそんな話になると思う。


ぼくはNoと言えないオタク顔だから組合を辞めれないだけで、決して熱心な運動員ではない。彼も同じだと言う。


しかし、雇用のため、会社のためと考えながらも、「原発推進することが果たして世のため人のためになるのだろうか」と頻繁にDMをくれる彼を見ていると、主体的に、考え悩みながらも、自分なりの答えを組合運動の中に見つけようとする彼の姿に羨ましさを感じたりもする。