文弱日記

文学とサブカルとお役所生活

軽さ

この夏2年ぶりに色々報告することがあって地元に帰ったんだけど、家族とのおかえりなさいの会で、父から開口一番「オマエは軽い」と怒られた。2時間ほど。

目の前に並ぶ焼肉まったく味しなかった。来賓もいるなか怒るってどういう神経してんだよ。場の空気考えて。

 

「オマエは軽い」

「今日顔を見てそう思った」

「俺がオマエくらいのときは云々」

 

確かに軽い人間であることは自覚してる。全く父の言うとおりだ。それが真面目に生きたら死にたくなる今の状況への適応反応なんだから。フラフラと軽くいることで多くのダメージを受け流せることを身につけた。チャラく演じることでどんな言葉だって口にできるようになった。減薬出来た。それじゃダメなのかよ。

 

父は終始ぼくを怒り続けた。もう二度と帰るかこんな家。

 

那覇空港までの帰り道、スコールが原因でモノレールが止まってしまい、急遽父に送ってもらうことになった。二人っきりだ。

 

「オマエは軽い。もっとどっしり構えろ大人だぞ」

 

「わかってるよ。でも、この方が楽なんだ。お父さんみたいに眉間にしわ寄せて生きたくない」

 

「軽い人間は信用されないぞ。信用が一番大切な年齢にオマエもなるからな」

 

「仕事ではこんな感じじゃないよ。持ち前の人見知りでどっしり構えてるよ」

 

「いいか、人生を甘く見るな。狂ってもいいから真面目にぶつかれ」

 

鬱のことは母から聞いてたらしい。知ってたんだ。

 

「お父さんも26の頃はちょうど4回目の転職を決めた時期でな、将来についていつも不安でもっと考えた顔してたよ」

 

ん??待って???4回目の転職???激軽じゃんそれ!!!!?!

 

父のキャリアの話はまた今度。