恐怖新聞

昨夜家に帰ると、ポストに妻あての小包が入っていた。月刊マガジンみたいな重みと厚さ。通販かな?と思い送り主を見ていたら嫌な言葉がそこにはあった。ぼくより30分遅れて帰ってきた妻に小包を渡す。 「これ○○大学の○○部から届いていたよ」 「あぁ、もうそ…

思い出ばなせない

6月ごろになると よく港で船を見ていた。 母には図書館で勉強してくると半分嘘をついて。 何でもない、月曜日以外の平日の昼間。図書館が開館するくらいの時間、自転車で家を出る。 江國香織、よしもとばななあたりの小説を適当に2冊くらい手に取り、カウン…

君の陰湿を見せて②

首を縮めたくなる程の寒風吹く冬なのに、オフィスは春の陽だまりのように暖かかった。先月下の階にシステム管理課が入ってからというもの、空調をつけていなくてもこんな感じだ。 無数のコンピューターの排気がその原因らしい。夏になったらどうなることやら…

きみの陰湿を見せて

マイクの感度が低いせいかその音圧は妙に間抜けていた。 ヨーロッパのある国の広場で爆発事件。繰り返し流れる爆発時の映像。死傷者20人超。テレビではリポーターが慌ただしく現場の様子を中継している。さっきから耳元のイヤフォンを触りすぎだ。移動中の5…

Twitterの組合員

ツイッターで労働組合関係のツイートをすると、左翼臭さが出てしまうせいだろうか。目に見えてフォロワーが減る。 しかし、惨めな思いをして組合運動に強制参加させられている手前、どうしてもツイッターで臭いネタにしたくなって呟いてしまう。 気づけば労…