文弱日記

文学とサブカルとお役所生活

彼女の元セフレの話

恋愛系のエントリーばっかになってると思ったけど、感情を動かされた話を中心に書いてるからそうなってしまうのも時期です。お許しください。

 

今回は彼女の元セフレの話。

 

お互い限りなくオープンな関係になったから、よくそういう話をする。彼女はトルストイ作か!って言いたくなるほどの登場人物数と話のストックがあるもんだから、役者不足に悩むぼくは若干、というかだいぶ(架空の人物たちで)水増しした話をするけど。

 

昨夜彼女から聞いたのは、一番好きだった人の話。セックスは何度もしたけど付き合うことはできなくて(←ここ意味不明)、彼との関係に悩んで三日三晩泣き明かし食べ物も喉に通らない時期があったとか。慣用表現ではなくマジで。

 

彼は慶應義塾大学医学部に通ういっこ下の後輩。と言っても、京大からの仮面浪人で入ってきてるから、年はいっこ上なんだとか。

「はー、またスペックで惚れたってやつ?」

と冷めた思いで話を聞いてたけど、そうではなく、彼がまた魅力的な人だった。

 

彼の生まれは京都の名家、らしい。代々続く資産家の家系で、彼はその嫡男に当たるらしんだけど、その父がバブル期に無理して拡大した事業のツケを被ってしまい、多額の借金を背負うことに。

しかしお父さん、妻子への見栄と従来の派手な消費行動への執着から、破産した事実を長い間誰にも告げず、妻子の耳に入る頃には、覚えのない妻子名義の借金だけを残し失踪しちゃったんだって。

妻子かわいそう。

 

幼少期のこの経験から、バカは貧乏人になり不幸になる、という教訓を得た彼は勉学に励み、予備校私立校にも通えない底辺の家庭から見事京大法学部に現役合格!そこから、自身の夢であった賢い社会作りのため総務省を目指したらしんだけど…。

という色々な経験があって慶應義塾大学の医学部に流れ着いた人だよ。

 

とても野心家だし、経験に裏打ちされた話の引き出しが広く、何よりイケメンときた(写真見ました)。

彼女の元セフレだったという事実抜きにして、一度会ってみたい人だと思った。だって小説の登場人物みたいじゃん。カッコよすぎる。

 

その人、結局彼女とは「お前と俺とでは陰と陰で合わない(互いに生い立ちが複雑なのでそのことだと思う)。結婚はできないから付き合えない。」と言い関係が終わったんだって。

つくづくカッコイイよなー。

 

「その人ってどんな人なんだろう。会ってみたいな」

とすべての話を終えた彼女に提案したところ、

「アイツはお前のこと軽蔑してるから無理だろうな」

だってさw

ん?何話したの?ってか時系列おかしくない???という話はまた今度。