2018-01-01から1年間の記事一覧

映画嫌い

映画と映画オタクの話

嫉妬の話

妻には浮気癖がある。「これは病気だ」と本人は言うし、ぼくもそうなんだろうな、と最近思えてきた。 むかし、まだ妻が彼女だったとき、その浮気癖を咎めたことがあった。そしたら一言。「私の浮気はお前の浮気とは違ってお金がかからない。なんならタクシー…

エセメンヘラ日記

むかしの日記を読んでいた。下の記事の元ネタになった寂しい内容だった。 http://pokita.hatenablog.com/entry/2013/12/10/103338 日記がきっかけでこの記事を思い出し、再び読んで思う。この記事はメンヘラ自慢しているようで、一歩踏み出せてない。自堕落…

浪人時代 いちねんめ!

郊外の本屋、古本屋を巡ってた。図書館で勉強してくるとウソをついて。 世間が通勤だ通学だで忙しくなる前の、平日の日の出ごろ。自分で作った朝食を食べ自転車に乗って家を出る。自転車でも3時間以上はかかるような距離にある古本屋を目的地としてたので、…

抜粋ーあるブスの遺書より③

「好きな人を花火大会に誘ったけど断られた。ほかの女と行くって話をされた。」と泣いていたら「俺が行ったるやん」と言ってセフレが行ってくれた花火大会。 セフレとの思い出はドロドロなものばかりだけど、あの日だけはキラキラしている。

抜粋―あるブスの遺書より②

決して軽い気持ちで不倫してたわけじゃない。常に本妻と慰謝料請求に怯えて不倫をしていた。

岡村靖幸『カルアミルク考』ーその2

働き始めてから、だいすきだった大森靖子、アーバンギャルド、MALICE MIZERを聴くことが少なくなった。聴いてるとなんか疲れる。 その代わり、桑田佳祐をよく聴くようになった。内容がない歌詞に、適度にキャッチーなメロディが麦茶みたい。疲れた心身にちょ…

服装

職場に新人が入ってきた。大卒のかわいい女の子だ。 ぼくにできた初めての直属の後輩であり、いいとこ見せたい!って下心ありありだったけど、先日新しい課長に「よれたシャツ着るな」と後輩の真ん前で怒られたため、早くも彼女にはナメられ始めた。 彼女帰…

岡村靖幸『カルアミルク』考

あともう一回あなたから またもう一回の電話で僕らはでなおせる ←自分からかけろよ根性なし でも こういった ことばっかり続けたら あの思い出がだめになってゆく ←電話待っときながらかかってきたら被害者面? がんばってみるよ 優勝できなかったスポーツマ…

断りのLINE

お酒を数杯飲んだ。真っ暗な外からはしとしと弱い雨音が聞こえる。こういう時に書けるものこそ、本当の言葉というのかもしれない。スマートフォンを手に取った。 ━━きょうは、三月二十三日です。ここ八王子は曇っています。私の生れた日は、もうお忘れかもし…

妻と暮せば

結婚してまだ3ヶ月も経たない新婚だけど、1年くらい同棲期間を経ての結婚だったため、その言葉に伴うような甘い期間は遠に過ぎた。 「ぽきお(仮名)くんは新婚だから早く帰りなよ」 と言われ帰らされても、公園でブランコを漕ぎ帰宅時間を遅らせる日もあれ…

労働組合とぼくら若人

宮本顕治の息子、宮本太郎教授のゼミで政治学と労働法を学んだせいか、労働運動に夢と可能性を見ていた。労働組合に入るのは規定コースだった。 労働組合というと、同世代の中では“左翼の巣窟”のイメージが強く、「北朝鮮と関係しているんでしょう?」とか「…

ご報告

無口で線が細い女性が好きだったのに、気づけばよく喋るハムスターみたいなパリピと結婚してしまいました。 彼女とは、これまでとても不幸なことをたくさん経験してきたんだけど、その度に見せるユーモアと強がって笑う泣き顔に賢さと強さを感じています。そ…

サロメ

図書館でサロメの絵を見た帰り道、「あの絵なんか秘宝館みたいだったね」と言われた。知ってることぜんぶ教えたくなるほど嬉しくなった。

VBAは難しい

入庁して以来、VBAから始まったプログラミング言語の勉強もJavaを経てPythonまで来ました(COBOLは挫折しました。)。 すべての言語オライリーで言えばまだまだ初級レベルにすら到達してないけど、SEが書いたコードを雰囲気で読めるようになったこと、他人が…

夢・百物語

珍しく本当の話。昨夜見た夢の話です。 高校生のときから数年に一度の頻度で、蝋燭がそこら中に立てられた暗い一室で百物語をする、という夢を見ます。昨夜その続きを見てしまい、気味が悪くて早朝覚醒してしまいました。 その夢・百物語のメンバーはぼく、…

書生オフの今昔

5年前、2chで開催された書生オフというのに参加したことがあった。 pokita.hatenablog.com 当時大好きだった森見登美彦の文体と坪内逍遥の小説『当世書生気質』の影響がまざまざと文面に出てる話。半分本当で半分ウソだ。 文章を作るのが下手なぼくは、書き…