文弱日記

文学とサブカルとお役所生活

手塚治虫

ブラックジャック創作秘話という少し前に話題になった漫画を読んだ。全5巻。

手塚治虫に関わったアシスタントや編集者たちの作品にかける熱意。異常とも言える劣悪な労働環境。そしてそれすらも全て「いい思い出だった」と関係者に言わせるほどの、手塚治虫の作品にかける狂気の執着心。

 

ブラックジャックが好きだから」という安易な理由で手に取ったぼくはガツンとやられた。

それは今まで読んだどの自己啓発本よりも心に響いた。今までの「仕事に対する姿勢」について反省を迫ってきた。

 

手塚治虫は仕事に厳しい。2徹3徹のアシスタントたちに対し些細なことで描き直しを命じたり、放送後の用済みのフィルムにさえリテイクを入れる。

「仕事に命を懸けてください!」

どこかの成功者の言葉ならいざ知らずを、これはあの漫画の神様『手塚治虫』の言葉だ。「そうだよな…」と無批判で受け入れてしまう。オタクなので。