空前の離婚ブーム到来。
ってくらい周りの人たちが離婚してる。今日だけで2組聞いた。
その中の1組の話。
前に会った関電のOLが「離婚しました」とツイッターで呟いていた。
原因は恋愛体質な自分にあるとか。
「かわいいとか、好きとか、もうそういう言葉は卒業する年ごろだと思うだけどね、私たちは」
と静かに、けれども力強く語って彼女を思い出す。
結局最後はそれに囚われての離婚。
ぼくの1つ下、たしか29歳だった。
夫には恋愛感情を一切感じたことはない、と彼女は言っていた。
「彼は、何ていうか…私たちは同志なの」
何の同志かは詳しく聞かなかった。
カッコいいなー、と思ってた。
互いへの尊敬だけで成り立つ夫婦関係が理想に思えた。
夜の生活は結婚後一度もなくて、家事も家計も綺麗に折半。
旦那と一緒の食事中や入浴中(一緒に入るんだ)などに、仕事で抱えている問題を話したり、共通の趣味である物理学の新情報を互いに教え合うのがとても楽しい、と彼女は話していた。
けど、旦那はまた違った目で妻を見ていたらしい。
離婚は旦那に切り出されたらしいんだけど、その時の言葉が
「俺は男としても君が好きなんだ」
なんだって。漫画みたいなセリフに笑ってしまった。