繁忙期により月80時間残業×5ヶ月目に、妻の母と妻の祖母の借金問題に、労働組合の分会長としてのオルグ(勧誘のことです)ノルマに、と最近は疲れることばかりが続き休む暇がない。
しかもコロナ禍ときた。
この生活唯一の癒やしが、毎日アプリを通じて保育園から送られてくる娘の連絡帳を見るときだ。
このアプリでは、『その日一日をどう過ごしたか』という先生からのコメントに加え、食事量だったりその日のベストショットだったりが毎日通知される。
最近家に帰るのが22時を超えるぼくは、家では娘の寝顔しか見れてない。
もうこんな顔して笑えるようになったんだ
とか
パパとは違って人見知りもせず友だちもたくさんできたんだ
とかをアプリ経由で知った。
家に帰っては妻から育児のグチを聞き、繁忙期と労働組合を言い訳にして、育児に入れていないことを謝り倒す毎日。
たった月80時間でもこうだ。恒常的に200時間をこなす勤務医だったり、コンサルだったり、国家公務員の人たちも同様なのだろうか、ととても疑問に思う。
要領が良かったり、本当に家族のことを愛していれば、そんな中でも夜泣き対応や中抜けでの送り迎え等で育児に貢献しているものなのだろうか。
