転職活動エピソード3

30代、未経験、IT転職、現職地方公務員

 

だったので、分をわきまえて条件はできるだけ低くした。

 

会社規模:中小ベンチャー

年収:400万

年休:100日

 

結果、第一志望としたチャットボットの開発会社から内定を貰えた。提示された条件は以下のものだった。

 

(会社規模:全従業員5名)

年収:400万円(月見なし30時間)

有給:10日

時間休:なし(子の看病は欠勤扱い)

勤務時間:10:00-20:00

 

現職を辞められるという開放感と、自分が求められているという喜びから、特に考えずに内定を受諾しようとしたら、妻からストップがかかった。

 

「こんなのじゃあ二人目はおろかこの子すら育てられないよ!」

 

保育園からのお迎えはもちろん、看病すらできない労働環境。育児は妻に丸投げ前提で考えていた自分が甘かった。思えば、このベンチャーには独身男性しかいなかった。

 

1週間ほど妻と話し、結果内定を辞退することにした。

 

この労働環境を甘受できないようでは、30代未経験転職は無理だぁ!!!

 

となって妻と喧嘩にもなったりしたが、そうしているうちに、受けたことすら忘れていた第二志望の会社からも内定が貰えた。

 

この会社は、先の第一志望ベンチャーから内定を貰った後に最終面接を受けた会社だったため、面接には遅刻する、事前課題の提出物は出し忘れる、と舐めきった態度。落ちる前提でだったので、期待してなかった。

 

第二志望から提示された条件は以下のとおりだ。

 

(会社規模:1万人超)

年収:現職の1.5倍

有給:25日

時間休:1分単位で取得可能

(看護休暇等各種休暇あり)

勤務時間:フルフレックス

(テレワーク推奨)

 

 

???おや???

勝ってしまったぞ???

 

この会社の人事担当は、公共分野のエンジニアリング経験があったらしく、思えば面接の内容はほぼ、その人がエンジニア時代に直面した課題や疑問についてぼくに投げてくる、というものだった。

 

どうせ受からないだろうなぁ(未経験30代だし)と、居酒屋で同僚と話すような感覚でざっくばらんに話せたのが良かったのだと思う。

それに加えて、担当がぼく同様信長の野望好きだったのがよかったのかも。後半10分くらいは信長の野望(新生PK)の話だったため、落ちた、と確信したのにはそのせいもある。

 

現職(地方自治体)と同様の大きな組織に移るようでは、今感じている手に職がつかない、という不満は消えない。

そう思って、大企業は避けていたが、アクセンチュアと同様に、上流から下流まで担当できるという話なので受諾しようと思った。

妻も上機嫌だったし。

 

これにて転職活動は終了。

 

30代 未経験 公務員からの転職

で検索してここにたどり着いた人、信長の野望を300時間、まずは300時間をやってください。転職を志してからこの3カ月間、私は800時間やりました。